自分の名前気に入ってる!つけたのお父さん。

こないだ学祭あった。部活で模擬店やった。楽しかった。
撤収作業したあとみんなで帰ってるとき、カラオケに行こう!ってなって、先輩が私のことも誘ってくれた。
カラオケ全然行ったことないし歌える歌とかもないし、行っていいのかな~~ってすんごく悩んだけど結局行った。とーっても楽しかった!!!!
私は歌わないでずっと先輩たちが歌ってるのを聴いてた。楽しかった。カラオケ行って一曲も歌わないでいさせてくれるんだ~って嬉しかった。
歌わせてくれるのも優しさだし、歌わないでいさせてくれるのも優しさ。

前に友だちとカラオケ行ったとき、とっても歌がうまい友だち(カラオケ慣れしてそうな)に「きみは誰とでも楽しめるタイプだね」っていってもらったから、カラオケを楽しめる自信だけはある。
歌うのも盛り上げるのも全くできないけど楽しんではいる。楽しかったな。

カラオケ行く前にみんなでスーパーに寄ってお菓子を選んだけど、先輩たちがなんか選んでいいよって言ってくれて私がきのこの山いちご味みたいなのを選んだら「ナイスチョイス!」「ナイスチョイス!」って……どうなってる???
優しすぎておそろしいほど優しい、みんな!

 

で、カラオケでさ、スキマスイッチの『奏』を歌った先輩がいて思い出した話をする。
私の母が、この歌はお母さんとあんたの歌みたいだ、というようなこと言ってたんだ。大学進学で家を出るときは駅のホームでお母さんがこの曲を弾き語りして別れる、って。(そのあと駅のホームで一緒に聴く、に難易度が下がって、でも本当の別れの時には結局聴かなかった(笑))
こんな話して大丈夫かわかんないけど、私の名前に「奏」が入ってて、それで余計母はそう思うって言ってた。
だから『奏』聴くとさー、私はお母さんにとってこの歌で歌われてるような存在なんだ!って思って泣いちゃいそうになる。ひとりで暮らし始めたから余計に泣いちゃいそうになる。カラオケでも泣いちゃいそうだった。あぶない~~~という話!